土星は現実的な厳しさや試練をもたらす星ですが、
あなたの人生が次のステージにステップアップする為に欠かせない役割を担います。

私自身の話で恐縮ですが、
2021年、水瓶座(自分の星座)に木星が入ったことで私は幸運期を迎えていました。
やりたいことがスムーズに何でも出来たような時期でした。

今年に入って木星が水瓶座から抜けてからは、以前とは違い、
どこかでブレーキが掛かるような感覚があります。

木星は「幸運の星」であり、物事の拡大と発展を司ります。
調子が良くて、つい物事を「大きく広げ過ぎてしまった」ところがあったかもしれません。

今年は木星の代わりに土星が、私の太陽の上に鎮座しているので、
去年と違って何となく重いような、慎重に進まなくては、という気持ちになります。
沢山広げた枝葉を　必要な部分だけ残してカットしていくような役割が
土星にはあるような気がしています。

ところで、以前ブログで「自分のホロスコープ上の太陽の位置に土星が重なった時、
結婚する場合もある」と書きました。
試練の星であると同時に、土星は覚悟を決め自分の道を定めるとか、
努力を続けている人に安定をもたらすお守りのような星でもあります。

色々な有名な方の実例を見ていて、
「組織の代表に就任したタイミングで、
プログレス(惑星進行図)の太陽が土星と90度の位置関係だった」
という例を見つけ、なるほど…と納得しました。

プログレスの太陽と土星の相は
「人生の中で1,2を争う程のプレッシャーを感じるような、責任のある立場に立たされる」
を意味します。
念願の地位に就くことが出来て嬉しい反面、これからやってくる多忙で責任のある日々が
ご本人の気持ちをピリッと引き締めます。

厳しいだけではなく、頑張っている人の安定を約束する強力な力が土星にはあります。
あなたもご自身の太陽や月などが土星と関わったら、
「これは、より上のステージに上がるための試験なんだな」
と捉えて、ぜひ土星を嫌いにならないように考えていただきたいです。

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(わかりにくい言い回しや、ご質問がありましたらコメントをお寄せくださいね。)