星を継ぐもの

*星と共に過ごす* とある占い師の日常 

宿縁の相手とは

特別な深い繋がりのあるお相手とのご縁を宿縁と呼びます。



通常の、太陽や月、金星などの配置から基本的相性を読み取った上で、
小惑星や、ホロスコープ上の感受点を見て占断します。


生きていく中で、沢山の人と出会いや別れを繰り返しますが、
宿縁によって導かれたご縁は数少ないものです。



今回は、そんな宿縁について語っていきましょう。





図で示したのは、ASC(アセンダント)に
ドラゴンヘッド(ひらがなの「ひ」をひっくり返したような記号)、
内円の月にリリス(黒い月)が重なったものです。

ドラゴンヘッド、リリスともに水色の外円の方のものです。


つまり、内円の方は、外円から来るドラゴンヘッドやリリスに、
抗いがたい引力や魅力を感じて止まない状態になります。


何度離れても、必ずどこかで再会するとか、
大喧嘩して別れたのに、気になって仕方なくて連絡してまた
繋がったとか、時間や空間をも越えた強いご縁です。






俗にいう腐れ縁とは違い、ドラゴンヘッドと惑星の相性は、
ポジティブなものが多いです。


ドラゴンヘッド側の人は、相手を見守るような、懐の深い愛情を見せ、
惹かれる側は、ひたすら一途に相手についていこうとします。


この画像の例で言いますと、アセンダントは「生まれ持った自分」を表しますので、
素直な気持ちで相手に強く惹かれる相性と言えます。





このホロスコープで面白いのは、
内円の月と外円のリリスも重なりを見せているところです。
リリスとは、隠された欲望や、魅惑的な力を表します。


内円の人は、素直に心惹かれながらも、同時に相手にセクシーな魅力も
感じています。



相性って、奥が深いですね!