星を継ぐもの

*星と共に過ごす* とある占い師の日常 

不幸になる星の配置?


とあるサイトに「月が□座だと不幸になりやすい」と書かれてありました



それを見た時に、私自身が当て嵌まっていたので随分、
ドキッとしたものです。


ただ、単純に「こうだから不幸になりやすい」ということは、
あるのでしょうか。


件のサイトでは、


「言いたいことを抑圧してしまうから」


とされていました。







例えば、他に有名なのが


「太陽や月に冥王星90度のアスペクトだと…」


というものです。



冥王星は「究極」をもたらす星です。


太陽では生き方…波乱に満ちた生涯を送る傾向がある、
月では…感情的に極限と言える体験をする


…このことは決して間違ってはいませんし、
それで(辛い、苦しい)と感じる場合もあるでしょう。



ただ、一概に「不幸せになる」という解釈は、
乱暴だと感じます。







冥王星はその人の生き方や考え方に「変容」をもたらします。
変化、ではなく 変容です。
小さな種は大木に、
サナギは蝶々に変容します。





以下は引用文です。



(京都府教育委員会 学びの森 様HPより) 


「変容」は、
英語ではトランスフォーメーションtransformationと呼ばれ、
「変化」changeと区別されています。 


「変容」は、「変化」に比べてより大きな、
あるいは本質的な変化をさしているんです。



教育の世界に変容というコトバを持ち込んだ教育者としては、
ジャック・メジローが有名です。


メジローは、
パースペクティブ・トランスフォーメーションというコトバを使い、
「変容とは、視点(視野)そのものが変化するすることなんだ」
という表現をしています。



視点が変わると、見えている世界そのものが変わります。


自分に対するイメージも変わるんです。


つまり、新しい自分を手に入れられる・・・



「変容」というコトバのイメージは、
サナギが蝶になるイメージです。


それは連続した命であるにもかかわらず、
別の生き物のように生きていくことができる
まさにそんな生き方を手に入れることこそが…




(引用終わり)





いかがでしょうか。


上記の解説文は、とてもわかりやすいですね。



他に、


例えば金星に冥王星がアスペクトしていると、
「恋愛を通してガラッと変わる」
ことを意味します。


90度だと、その過程が急激に起こることになります。
その時、変容の真っただ中では感情的な辛さを経験するかもしれません。


それでも、
乗り越えた先には、かつての自分を越えた新しい世界が広がっているのです。