星を継ぐもの

*星と共に過ごす* とある占い師の日常 

考えさせられるSNSとの向き合い方

Twitter(現在X)を見ていると、良い情報は沢山発信されているが、代わりにそうでない情報も多い。



最近、Twitterアカウントを作ってよく見るようになってわかったのが、



【身体を壊したり、心を病んだりした、弱い人に対して決して優しい訳では無い】



と感じるようになってきた。







例えば、『被害者の方に寄り添う』ことを謳った会であっても、


当初は良かったものの途中から怪しくなってきて、


会自体の存続が危ぶまれてきて、


遂に多くの人を巻き添えにして、突然消えるとか、



同じ「弱い部分を持った同士」であっても、


派閥のようなグループが幾つかあって、


あっちは良くない、こっちが正しい、



あるいは発信者の方の粗を突いて、


『コイツは過去にこんなことをやってました』


など。




…とにかく、狭い世界で人同士が争っている様子が垣間見える。




…この、【他者と争う】という性質を自分たちで何とかしなければ、


戦争は永遠に無くならないし、


被害者も救われない、と私は感じる。







現在、この社会で起こっている様々な問題の根底には、


「見て見ぬふりをする」
「自分の考えを持たず、多数に流される」


などの一人一人の在り方があると考えられる。





イジメの問題などは、まさにその典型だ



教室で起こるイジメと、隣の国で起こっている戦争には類似性がある。


いずれ、イジメは戦争に繋がるのだ。




ネットでの個人攻撃は今始まった問題ではないが、


こんなに蔓延していたなんて…


と、Twitterを見て驚いてしまった。







だけど悪い点ばかりではない。



SNSという仮想現実の世界だからこそ、


その場を良くしようという意識が働けば、案外簡単に理想的な場を作ることが出来る。


そうすればSNSはセーフティネットになり、孤独が解消されたり、


悩んでいる人を助けるボランティアの方の活動の場にもなる。




要は使う人の意識そのものだから、


意識さえ良くしていけば、世の中はいくらでも良くなっていく…


こんな簡単なことなのに。



世界が本当の意味で平和になるには まだまだ時間も労力も掛かりそうで、


私が生きている間は、叶わないかも知れない。



だけど、少しでも【良くなる兆候】が見られたり、

【自分が関わることで大河の一滴】になれたら。

そんな風に考えている。