星を継ぐもの

*星と共に過ごす* とある占い師の日常 

鍼灸でわかること


鍼灸師さんは、脈で妊娠中の女性の胎児の性別がわかると言う。




「私は妊娠し辛い身体ですか。」


今日、施術中に先生に聞いてみた。


「今は、し辛い、ということは無いようです」


と言われた。




私は昔から身体が弱かった。


気が弱かった。


すぐ環境や人の影響を受けて、体調が悪くなった。


「肚が座る」


という言葉があるが、


私はその「肚」が弱いのだという。


(腎の気という。)



隣にイライラした人が来ると胃が痛くなる、


落ち着かなくなって、


頭が混乱してくる。


エネルギーに過敏だった。


弱い自分が嫌だった。







だけど、


腎の気は先天的なもので、


ある程度は食べ物とかで補えるけれど、


変えられない。



以前の(ここ10年位通っている)私だったら、


妊娠出産は身体がもたなかったでしょう、


出産時点で危なかったかも、


と言われました。




論より証拠で、


私自身、そう感じていました。


10年ぐらい前に、腎臓の病気で入院もしました…。




私のせいではなかったんだ。


先天性のものだった。


腎の気が弱かった。


出産に耐えられない身体だった。




‥‥普通絶望するところだけど、


妙に納得、


やっと人にわかってもらえた気がして、


うつ伏せで施術してもらってる時に


私は泣いていた。




20代頃から私は、


歳上の人から 顔色があまり良くないね、


とか色々言われていたけど、


鍼灸でも


「脚が血の巡りが良く無くて、色が紫っぽいです」


と指摘されて、ホントだ、と思った。


こんな身体でよくやって来たな…と感じた。




信頼できる先生に出会えていて良かった。


やっとわかってもらえた。





母が私を見てるとイラつくみたいで、



すぐ身体が悪いって言う!


子供を生まないだなんて、なんで結婚したんだ、


人として女として、おかしい!!



と散々言ったけど、


通常の人が私を見るとそう思うか。



見た目は何でもなくて、


丈夫そうに一見みえて、、、


一見、気が強そうだから。


人なんて、わからないものだね。



わからないものだ。







でも、少しは人の痛みがわかるようになりました。