奇跡が起きたら・・・
たまのことについて、母と
「奇跡が起きて、『あれ~、腫瘍が無くなってますね!!』なんてなったら
良いよね」
と話していた。
一時期、脚の筋力低下で歩けなかったたま。
一生懸命に這って前進し、不自由な後ろ足で宙を掻いたり、
肉球を舐めようとしてバランスが取れなくて、倒れそうになったり、
父の部屋まで行こうとしたものの、途中でうずくまっていたり、
痛々しかった。
ステロイド治療を続けて、
ご飯がたべられるようになって、
「たまが階段登って来た!!」
と聞いた時には嬉しかった。
きっと、たまは奇跡の途中にいる。
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