悲しみの海王星
占星術ではホロスコープで海王星の働きが強いと、
人間関係に悲しみが多いと言われています。
中でも、恋愛を表す5ハウスに海王星が入ると、
愛に関して悲しみを負うことが多いようです。
悲しみは不思議な感情です。
もしも
悲しさが無くなったら、他のどの感情に置き換わるのでしょう。
恐らく、怒りや絶望など破壊に置き換わるのではないでしょうか。
悲しさは、一見とても悲惨に感じられますが、どこか優しさと結びついています。
乗り越えることで、人の痛みがわかるようになれるのです。
海王星は 痛みを突きつける残酷な星に見えますが、
悲しみで覆うことで、更なる過酷さを避けています。
まるで、我が子にはあまり酷い場面は見せたくない、と隠す母心のようです。
海王星は「嘘や偽り」の他に「聖母の優しさ」を秘めています。
悲しみは出来るだけ避けたいのが人の心理ですが、
むしろ、あったほうが良いです。
乗り越えることで本当の喜びを得られるのですから。