星を継ぐもの

*星と共に過ごす* とある占い師の日常 

水の星座の癒し

かに座を始め、さそり座、うお座は水の星座と呼ばれています。


水は感情を象徴し、理屈よりも情緒を優先します。


思いやり深く、人に優しい方が多いのも特徴です。




水は、土に沁み込み、風に湿り気を与えて潤してくれます。


自然界にとっても、人にとっても、水の要素は無くてはならないものです。




私の父が、典型的な かに座の性格です。


私が小さな頃から、非常に優しく、いつも子供優先に考えてくれました。


かに座は男女問わず、「お母さん(母性)」を感じさせる星座と言われています。


固いかにの甲羅が、弱い者を守るかのようです。




さそり座も、風の星座の私にとって、非常にありがたい存在です。


風の星座は、情報通で軽快な印象ですが、時としてドライすぎたり、


考えが表面的になりがちな気がします。


さそり座は対照的で、常に深い感情と向き合い、物事の奥までちゃんと


見通します。


私自身が全く見えていなかった部分も、当の私以上に深く気遣ってくれてるな、


と感じることが多く、ジーンとします。



【さそり座は謎めいて秘密主義で、時に刺すような鋭い一言】


と、本には書かれてありますが、少し古い解釈のように思います。


もしかしたら、昔はその解釈で合っていたのかもしれませんが、


今のさそり座の方は、そのようなハードな印象はなく、


むしろ人一倍ソフトな気がします。


深い水の底をのぞき込み、奥底まで追求するような、真剣みのある眼差しが


特徴的な人が多い印象を受けます。







うお座は、面白いですね。


無意識と繋がり、そこから英知を引き出すのが上手い故か、


時にとても面白い、神秘的な話を聞かせてくれる時があります。


実際に神秘体験をしやすいようです。


やはり水の星座らしく優しく、棘がない、


(あぁ、そんな考えもあるんだな)


と気付かせてくれるような、本当に大事な存在です。







様々な性質がありますが、自然界においてどれが一番というものはありません。


人の世界でも、様々な人がいるからこそ、面白くて、素敵な発見があると言えるでしょう。