星を継ぐもの

*星と共に過ごす* とある占い師の日常 

リブログ:星は傷付かない


小関みこと様のブログ





ベテラン占星術師の方の言葉は説得力があります



たまに目にするのですが。



・天体またはハウスの状態が悪い。


・天体またはハウスが傷ついている。



等々。こういった物言いが、もう、なんていうか、センスないな。
と思ってしまうのですよ(@_@)(真顔)







そもそも。



状態の悪い星など存在しません。



先日不倫報道のあった女優さんの星に対し、


セレスの質が悪いからいい母と言えない。



というのも、何をもってそういう解釈になったのか、


意味がわからないんですよね。


セレスというのは火星と木星の間に軌道を持つんです。



なので、
そのセレスが木星以遠の天体とアスペクトを取ったところで
=悪い母とはなり得ません。



そして何より「いい母と言えない」というのは
その占い師の価値観でしかなく、

外野が判断すべきものではないです。



余計なお世話ですよ、本当に。







同じように、状態の悪い天体もありません。


(中略)


たくさんの衝動を受けることと同意義にもなりますが、


そのたびに悩み、ぶつかり、工夫をし、避ける、受け入れる、流す。等々。



努力しがいのあるアスペクトということです。







状態の悪いハウスというのは、
例えば7ハウスに天王星だと結婚できない。とか、しても離婚とか。



これは意訳しすぎなので、=離婚ではないですし、


天体があるということは、そのハウスの事柄に意識が向きやすいということ。



良くしていけるんです。意識できるのですから。




なんていうか。


興味を引くための表現というのもわかるのですが、


アピールの方向性が違うかと。



アスペクトひとつでいい悪いを判断できるほど


占星術は簡単でもないですし、


人は浅くもありません。



言葉は慎重に紡ぎたいものです。