星を継ぐもの

*星と共に過ごす* とある占い師の日常 

強い抗ガン剤を使う結果、 あっという間に弱っていく

安保徹さんの回顧



東北大学を卒業した後、青森の県立中央病院で2年間、


内科の研修医をやりました。


「父のように患者さんを治し、世のため人のために尽くそう」


と理想に燃えていました。



でも、夢は無残に打ち砕かれました。




私が勤務していた間、15人のガン患者さんを担当しましたが、


一生懸命に手を尽くしても、次々に亡くなっていくのです。


生還率はゼロでした。




ほどほど治る患者さんも混じっている環境なら、


「たまに亡くなるなら仕方ない」と割り切ることもできるのですが、


15人が 15人とも、バタバタと亡くなっていく。



強い抗ガン剤を使う結果、



あっという間に弱っていくのです。



あまりにも、みんながみんな、具合が悪くなって死んでいくので、


「ああ、これはダメだ」と思いました。



自分の無能力にさいなまされ、


患者さんへの慰めの言葉も見つからないような状況で、


私は絶望し、最後には無気力になってしまいました。



「こんなことを続けて、本当に病人を救えるのだろうか?」と、


現代医学に疑問を抱いたのはそのときです。



書籍:(体を温め免疫力を高めれば、病気は治る)




引用:医学が多くの人たちの健康を奪った歴史のほんの一例




私の祖父が食道がんになって、


1度手術を受けて成功したのですが、



どこかに転移があったのか、


抗がん剤による治療が行われました。



最初の手術から退院した時は、


(悪いものは取り去ったのだ)


とホッとしたせいもあり、


祖父の様子も、そこまで変わりがないように感じました。




しかし病院での【2度目の治療】を経て、


自宅療養となった祖父は、


見る影もなく、どんどん痩せていきました。



丸顔だった輪郭が、細長い顔になってしまって、


(あれは爺ちゃんじゃなくなったみたいだ)


と、子供心に感じました。




痩せ細って、祖父は亡くなりました。







冒頭の安保氏の回顧を読むと、


祖父もそうだったのかも知れない、


と感じます。




抗がん剤というのは、


【毒を注入してがん細胞を殺す】


ということです。



その結果、正常な元気な細胞もダメージを受けます。




Googleで「抗がん剤触ってしまった」と検索すると、


恐ろしい情報が目に飛び込んできます。




中には「被爆」というワードも示されます。





下記のブログを参考にさせて頂きますと、



どうやら抗がん剤(薬液)が混じった体液(吐しゃ物など)



が他の人の皮膚に触れることにも危険が伴うようです。





以下、ブログより抜粋




(抗がん剤を投与されたご本人は)



排泄後は必ずフタをして


流れが弱いと感じたら2回流します


(安心のために2回流すのはアリです)



便器内に残ってしまった成分が蒸発して


空気中に飛散するのを防ぐためです



用を足した後は石鹸と流水で手を洗う



以上を気を付けてください



(ここまで)






…それ程、強烈な成分を身体に入れる訳ですね…。




祖父の体が持たず、


元気になれないまま、


亡くなってしまった理由がわかった気がします。




…記事では、


安保氏の回顧だけでなく、


かつてノーベル賞を受賞した、


輝かしい筈の画期的な手術…ロボトミー手術についても


言及されています。





当時は常識であり、スタンダードだったものが、



いつしか欠陥を暴かれて




【トンデモナイ代物だった】




と正体を現す。




歴史では、余りにも何度も繰り返されています。








この度の「医学的な過ち」は規模が大きなものです。



大きすぎるからこそ、盲点である、



そのようなことではないでしょうか。




一刻も早く、この間違いに皆で気付き、



声を上げて知らしめなくては。




きっとどこかで大逆転が起こります。




それまでに、大事な人を、




そして何より自分自身を、自分で守って行きましょう