星を継ぐもの

*星と共に過ごす* とある占い師の日常 

精霊のいる森

朝早く窓を開けると、鳥の声、エアコンが稼働する音に加えて、
虫の音が聴こえる。


秋だな、って感じる。




以前、深い山林の中の道路を車で通ったら、開けていた窓から一斉に
虫の音、森の音が聴こえてきてとても神秘的だった。


森全体がコーラスしているような、物凄い厳かなものを感じた。
都会から来た人は、ビックリするだろう…
ここに住みたい!って即決する人もいるかもしれない。



私が住む地域には、山岳信仰の対象になっている大きな山があって、
そこは観光地にもなっているのだけど、
ふもとから頂上に向けて山道を車で走ると、段々空気が変わってくる。
生えている植物が違ってくる。
白樺とか、ヤドリギとか、普段見かけないものが目に入ってくる。


白い霧が掛かって、神聖な空気を感じるのだ。


変化は下山するときに一番よくわかる。
下へ下へ下るごとに、空気が黄色っぽく感じる。
(あ、いつもの世界に戻って来たな)
と感じる。


だから、ずっと観光業などで山の上の方に住んでる人などは、
とても感覚が研ぎ澄まされているんじゃないかな。



昔、この山の観光施設近くに「霊能力者」の方がおられて、
(恐らく今も健在だと思う)
その方に色々観てもらったのだけど、
不思議と色々当たっていた。


その時はわからなくても、何年後かにそれが真実だったとわかったこともあった。


予言。


本当にその通りの未来になった(結婚など)。



山ってやっぱり凄いな~。