ものや場所の残る残留思念
これからちょっと変な話をします。
私が体験したものです。
思い過ごしかも知れないし、怖い話が苦手な方はどうぞスルーして下さい。
結婚した当初、私たちはあるアパートの1階に住んでいました。
初めて部屋を下見に来た際、何だか部屋の空気がヒヤッと感じて私は、
「底冷えがする。私、ここじゃないほうが良い」
と言ったのですが、他に候補となるアパートも無く、結局そこに住むことになりました。
私はいわゆる【視える】力はありませんが、その部屋に住んでいた頃は
ヘンなことがいっぱいありました。
寝起きなど、ちょっと日常感覚を忘れてボーっとしている時‥変性意識に入っている状態に、よくそれはありました。
一番ビックリしたのは、寝ている私の周辺を、明らかに子供がパタパタと走り回る気配?
雰囲気がするのです。
子供は、私の枕もとのティッシュを1枚抜き取ると、イタズラして私の顔にパッと載せたのです。(感覚がハッキリありました。)
『コラ~~!!』
と私は声にならない声で叫ぶと目が覚めて、
ティッシュは顔には掛けられていませんでした。
何となく、
(これは幽霊ではなくて、前にこの部屋に住んでいた人の記憶が残っているんだな)
と感じました。
何らかの地理的条件や、湿度、電磁波などの要因で空間がビデオテープのように
昔あった出来事を留めておくことがあるようで、
寝起きなど現実との境目が曖昧になった時に見える場合があるようです。
今現在は住む部屋も変わり、当時のような怪奇現象?は一切ありません。
経験上、雨や雪が多かったり、湿度を感じる場所でそのような不思議な感覚を受けることが多い気がします。
乾燥気味で晴れが多い気候条件の土地では経験が無く、体調も良くなる傾向があります。
「その土地の水が合う」「空気が合う」という言葉がありますが、
置かれてる状況で色々と感じるものが変わってくるのだな、
といつも感じています。