猫や犬など昔から人に愛され、家族の一員のようになる動物は、
深いご縁があって家にやってきます。
猫や犬は、授かりものだとも言われています。

実際、私の実家でご縁があって一緒に暮らすことになった猫達は、
みんなそれぞれ、面白いいきさつや偶然が重なってやってきました。

この猫が来る前日に、予知夢のような猫の夢を見た、とか、

ずっと何十年も昔に飼っていた猫が家を気に入って仲間を呼ぶようで、
うちは猫とのご縁が途切れないなど、
不思議で面白い話を沢山聞きました。

可愛がられて満足して旅立った動物は、再び元の飼い主に会いたくて
また姿を変えて戻ってくる場合もあるようです。

私の場合…(この子が、ひょっとしたらあの時のあの子かな？)
と考えることがあります。
人と人の出会いが必然であるように、動物との出会いもまた、
ご縁だと感じます。

動物は、少々環境が過酷でも、愛情を持って接してくれる人を信じ、
病気などの痛みや逆境の苦しさよりも【恩】が強いように感じます。
こんなに健気な存在ですから、ご縁があった限りもう絶対に、
最後の最後まで見てあげる、そういう【人の強さ】が求められます。

ただ可愛いだけ、癒しをくれるだけの【ぬいぐるみや玩具】ではありません。
そのことを肚(はら)に入れてなるべく長く、付き合っていきたいですね。