星を継ぐもの

*星と共に過ごす* とある占い師の日常 

太陽と月が表す両親のこと

占星術では、太陽は父親を表し、月は母親を表します。



例えば、ホロスコープ上で太陽に木星が関係していたら、
その人のお父様は【寛大で朗らかな方である】と言えます。
月が金星と関係していたら【その方のお母様は朗らかで美人である】
と読み取れます。






ご両親、お二方からそれぞれの要素を受け継いで、
私達1人1人はこの世に生を受けているのです。
そう考えると、何だかとても神秘的で素晴らしいと思いませんか。



太陽、月にアスペクト(相)が無い場合も、ちゃんと受け継がれているので
心配はありません。
(アスペクトはメジャーなもの(120度や90度)から、30度、45度など
マイナーなものまで全てを含みます。
誰しもほぼ何かしらのアスペクトを持っているものです。)



誰かと出逢って、縁があって無事結ばれた、結婚できた、
子供を授かった、ということは奇跡です。



何かしらご先祖様から導きがあって、
丁度良いタイミングに、ふさわしい相手に出会うよう、
良い具合に物事は成り立っていると感じます。





父方から勤勉で真面目な性質を受け継ぎ、
母方から明るく朗らかな気立ての良さを受け継ぎ、
ちょうど両家をブレンドしたような一人の人が生まれてくる。


そう考えると、人は1人1人かけがえが無く、面白い存在だな、
とつくづく感じます。