星を継ぐもの

*星と共に過ごす* とある占い師の日常 

ある国の政策に思う

中国のニュースで(ネットで見ました)、


『中国では、今までは一人っ子政策でしたが、現在、3人までなら産んでも良い、


という風に政策が変わりました。』


と言っていた。



一人っ子政策なら、聞いたことがあった。


かつて、学校の教科書に当たり前のように


『中国では、人口が増えすぎないために一人っ子政策が行われている』


と書かれてあった。


それが今になって、『今度は高齢化が深刻だから3人産んで良し』だなんて。


‥‥えぇぇ…。



中国の若者の間では、もう、3人産むどころか、結婚もしたくない、


物も持ちたくない、最低限の生活ができればいい、という層が増えているという。


“産むことは出来ても、育てるのはあまりに過酷!!”


皆、そんな風に言うそうだ。


そして、『もはや何もしないで、横になっているのが最上』と言うのだそうだ。



それを聞いて私は、


(え、これって、中国だけの話なの?!日本もじゃないの??)


と思ってしまった。


日本の若いお母さんたちはまだまだ頑張っている…。


血のにじむような、軋むような、胸に迫るものがあって、


私は、自分はそうしたくない、と固く思っている。



私は、中国の若者の状況を先取りしちゃった人なのか。



男性の育休とか、休みやすい環境を整える、も大事だが、


何だかカタチだけのように感じるのはなぜだろう。


前の職場で、「ここは福利厚生が整ってるから、安心して産休取れるよ」と言われた時に、


心から安心できなかったのは、なぜだろう。



                                 


母が言った。


「もし、あなたが育てられないなら、私が育ててあげるから!」


おいおい。


確かに、かーちゃんは何かを愛でるのが好きだけど…。



でも、産んだら、母親になるのは私じゃない?


何かあった時に、責任来るのが真っ先に私でしょ?


この糾弾の世の中で、ぜっっったいに嫌!!



私だって、20代前半の頃は、早く好きな人に出会って、早く産みたいって思ってた。


でも現実を見ていくうちに、あ~、こりゃツライわ、って思うようになった。



働かなきゃいけなくて、切り詰めなきゃいけなくて、


関わりたくない人や団体に関わらなきゃいけなくなって、頭が、おかしくなる。



だから、産むの、辞めました。



ギリ30代なので、


『まだイケるよ』


とかいうオバハン、てめーが育てろよ、


じゃなきゃ、溝にでも顔ツッコんで黙っときな。






お目汚しをしてしまいました。


でも本音です。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。